007 慰めの報酬 (2008) 106分
原題:007 Quantum of Solace
オススメ度…(90点)
007シリーズの第22作目となる映画作品。
スタッフ
監督:マーク・フォースター
脚本:ジョシュア・ゼトゥマー
ポール・ハギス
ニール・パーヴィス
原作:イアン・フレミング
製作・マイケル・G・ウィルソン
製作総指揮:カラム・マクドゥーガル
音楽:デヴィッド・アーノルド
撮影:ロベルト・シェイファー
編集:マット・チェシー
あらすじ
前作『007 カジノ・ロワイヤル』からの続編となる。前作のラストシーンの直後からストーリーが始まる展開とされている。
相変わらず組織から理解されずにいたジェームズ・ボンドは、将来を誓い合いながらもヴェネツィアで死んだ英国金融活動部(FATF)のヴェスパーを操っていた男、「ミスター・ホワイト」を唯一の手掛かりとしてその背後にある組織を探っていた。
場所はイタリアの古都シエーナ。ボンドはアストンマーチン・DBSで謎の組織の構成員が操るアルファロメオ・159と激しいカーチェイスを繰り広げた末、何とか銃撃をかわしてミスター・ホワイトを「M」のもとに連行するも尋問中に仲間内で突然の裏切りが起こる。結局、ミスター・ホワイトは裏切り者の手引きにより逃走、ボンドは裏切り者を追跡の末、生け捕りにせず殺してしまう。
だが、裏切り者の遺した手掛かりからボンドはある一人の男の存在に辿り着く。ドミニク・グリーン、この男の表の顔はグリーン・エコロジーを謳ったNPO法人「グリーン・プラネット」の代表者。しかし裏の顔は、ヨーロッパと中南米を行き来し、利権のために元ボリビア軍事政権トップであるメドラーノ将軍のクーデターを支援する巨大組織の幹部であった。一方、かつてメドラーノ将軍に家族をなぶり殺された女、カミーユもまた、復讐心を秘めてグリーンに近づこうとしていた。
グリーンはボリビアの天然資源の採掘利権を餌に秘密裏にCIA南米支局とも連絡をとっていた。この利権を巡っては様々な駆け引きが裏で繰り広げられており、そこには英国の政府の中枢部の一部も関わっていた。そのためボンドは祖国や味方であるはずの組織からも追跡を受け、犯罪の濡れ衣まで着せられてしまうが、鋼鉄の意志を曲げず、いまや自分を始末しようとするCIAの追手からも逃れながら、カミーユとともに天然資源利権の背後にあるグリーンの陰謀を阻止すべく立ち向かって行く。果たしてボンドの行動は職務のためか、それとも復讐のためか。同じように愛する者の命を無残に奪われた男と女に慰めのときは訪れるのか。
キャスト
ジェームズ・ポンド…ダニエル・クレイグ (小杉十郎太)
カミーユ…オルガ・キュリレンコ (佐古真弓)
ドミニク・グリーン…マチュー・アマルリック (家中宏)
M…ジュディ・デンチ (此島愛子)
ストロベリー・フィールズ…ジェマ・アータートン (冠野智美)
感想
6代目ジェームズ・ポンドとしてダニエル・クレイグが頑張ってくれています。
ボンドガールも、オルガ・キュリレンコと豪華です。
内容も、勿論面白かったです。
アクションが特にカッコよかったです!!さすがダニエル!!
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